ひとり親とその子どもたちを食で支援するプロジェクト「spoon」がスタート

 ap bankでは、コロナ禍に伴う生活状況の悪化で困窮するひとり親家庭にap bankオリジナルの保存食をお届けするプロジェクト「spoon(スプーン)」を立ち上げました。
  いまだ収束をみない新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令や外出自粛、飲食店の時短営業などの経済活動の自粛に伴い、「コロナ禍で仕事が減り、困っているひとり親家庭がたくさんある」というお話を支援団体の方から聞いたことがきっかけでこのプロジェクトは生まれました。
 1日の食数を減らすなど、子どもたちの食事にも影響しているという実態に対して何かできないかと考えた時に、「保存も効いて手軽に食べられるレトルト商品をお届けできないだろうか?」という案から、ap bankとつながりがある3名のシェフにレシピをご考案いただき、朝・昼・晩どのシーンにも合う3つの美味しいスープが出来上がりました。
 わずかではありますが、食卓に寄り添う一品となればとの想いを込めてお届けします。

 このレトルトスープは、プロジェクトのきっかけのひとつでもあり、ひとり親家庭の現状やいま必要とされる食品などについてアドバイスをいただいた認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの「だいじょうぶだよ!プロジェクト」 に寄託させていただきます。しんぐるまざあず・ふぉーらむを通じて、食品支援3月分のお届けBOXの一食品として、3月下旬に、お申し込みされた全国のひとり親家庭にお届け予定です。

《シェフからのメッセージ》
□ 「えびすとろーね」監修:Sincère オーナーシェフ 石井真介さん
簡単に食べられて、みんなのお腹を満たしてくれる、そして心から温まるようなスープを届けたいと思い、作りました。地球環境に配慮して育てられた海老を使い、僕が修行した大好きなフランスで定番野菜の白インゲン豆を合わせてミネストローネに仕立てました。気持ちを込めて作った「えびすとろーね」をご家庭で楽しんでいただけたら嬉しいです。 

□ 「レンズ豆のズッパ」監修:サローネグループ 統括総料理長 樋口敬洋さん
修行時代にイタリアで味わった、クタクタに煮込まれたレンズ豆を “食べる” スープに仕立てました。このズッパはイタリアのお母さんの味でもあり、あるスタッフが試食した時に『味つけは違うけど、母親の料理を思い出した』と言ってくれました。あたたかな一皿をお届けできたらと願っています。 

□ 「カレー担々スープ」監修:美虎 オーナーシェフ 五十嵐美幸さん
みんな大好きなカレーを中華風味にして、美味しくて、笑顔になるスープに仕上げました。野菜もなるべくたくさん使って、食材からの旨みをたっぷり感じてもらえるように、と思って作りました。このスープで、元気いっぱいになってもらえたらとても嬉しいです。 

【デザイン監修】 goen° 森本千絵 さん
美味しいの笑顔は何よりも幸せなものです。 
心と身体の健やかさを願って作られたスープです。 
あむあむした満腹笑顔が広がりますように。 
そしてあたたかい気持ちが染み込みますように。