NPO法人 横浜アートプロジェクト
神奈川県鎌倉市

| プロジェクト名 | 「Rainmaker Project」ケニア 砂漠緑化 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県鎌倉市 |
| サイト | http://www.yokohama-artproject.com/ |
2009年春期プロジェクト報告
2009.07.10
・融資を受けたプロジェクトの最新進捗状況
オンガタロンガイの実験地では、播種後の記録が順調に進んでおり、結果も良好との報告を受けている。今後の播種のための基礎データづくりを進行中である。キブウェジの孤児院へ寄贈した日本製のソーラーパネルは順調に起動しており、現地には唯一の連絡手段である携帯電話の充電に、今までは一時間かけて町に出る必要があり、充電も有料であったのが、このソーラーパネルのおかげで現金支出を抑える効果も出てきた。
・次の半年までの目標
オンガタロンガイでの幼木成長記録採取と調査研究の継続
Rainmaker 3.0(トゥルカナ湖大規模涵養林育成のためのプロジェクト)実行のための情報収集、現地調査


2009年2月にはキブウェジ・ムイタシャーノ小学校400に加え、多数の父兄が参加して粘土団子ワークショップ及び播種を実施した。また、以前よりつながりのあるキブウェジの孤児院に、田口製作所のソーラーパネルを寄贈。同時に持参した2台のラップトップコンピューターを使用して、子供たちに新しい教育プログラムを提供することが可能になった。また現地には電気も電話も通じていないが、起伏の少ない地形のため、携帯電話は通じる場所が多い。この携帯電話の充電に、今までは一時間かけて町に出る必要があり充電も有料であったのが、このソーラーパネルのおかげで現金支出を抑えることが可能となる。
一方で、かねてより取り組んでいた持続可能な森林づくり(SATOYAMA SYSTEM)のための仕組みづくりを確立するため、横浜国立大学の藤原一繪教授の指導のもと、ナイロビ大学の植生学の専門家であるムチーソ、マテンゲ両氏の協力を得て、オンガタロンガイの新たな粘土団子実験地において、現地の人たちの協力を得つつ、アカシヤやクロトン等現地の植生にあった種を使用し、粘土団子の作製と播種を行った。また、科学的データを採取するためのマーキングや記録採取体制も整えることができた。手順としては、ムチーソ教授とマテンゲ氏が生育状況を確認してデータ化し、横浜国立大学の藤原教授に送る。粘土団子実験地の計測データをもとに、粘土団子の有効性とその可能性を実証していくことが可能になった。
国内においては、広報イベント(Earth Voice Cafe)を開催。茅ヶ崎・浜須賀小学校、へっころ谷等で粘土団子ワークショップ及びレクチャーを実施し、啓発活動に力を入れた。参加者からケニアでの播種に際しての粘土の種類、種の選定方法等具体的な質問がされ、市民の関心の高さと意識の高さが窺えた。また小学校やオーガニックショップ等でのワークショップの依頼が増え,そこに参加している人数も増えてきており、環境教育への一助となったのではないかと考える。



