2011年9月プロジェクト報告
2011.09.28
2005年からスタートしたプロジェクト「ゼロからのモノづくり~Silk Saves the Earth」はもうじき7年目を迎えます。このプロジェクトはタイ北部のチェンマイ地方を中心とした休耕地、荒廃地を耕し、桑を植えることから始まります。次に契約農家に蚕を飼育してもらい、ゴールデンシルクの原料となるマユを作り、それを私たちが適正な価格で全量買取ります。その後、マユから糸を作り、シルクの布地、衣料品などを自主企画によって生産、販売するというものです。
さて、前回のレポートにも登場した「黄金シルクのブラシ」はお陰さまで好評を頂き、年間で1万本以上の販売実績を上げる商品となりました。このことから契約農家への注文量も増加し、一時は原料が足りなくなる事態も発生しました。
そして現在は同じゴールデンシルクを利用した化粧品や化粧品原料の企画、開発が進んでいます。2011年の年末には当プロジェクト初となる化粧品が2年以上の開発期間を経て全国に向けて発表される予定になっています。

進む休耕地の開拓と植桑

蚕の鎮魂と豊穣祈願

開発中の化粧品
このように同一原料による多品種展開を実施することで安定的な需要を生みだし、農村地域における持続可能な経済活動を目指しています。また以前からの課題であった「病気に強い蚕」への取組は、世界でもっとも進んだ養蚕技術を有する日本の研究者に現地入りしてもらい、その技術の伝承を行っております。もちろん気候条件や養蚕環境の違いなどからすぐに「病気に強い蚕」が生まれることはありませんが、少しずつ前進しています。
今後の計画としてはゴールデンシルクによる基礎化粧品のラインナップを増やすと同時に環境系化粧品原料の開発を進め、化粧品メーカーでの採択を目指します。
また今年秋頃には広島市内中心地にゴールデンシルクのショールームが完成予定です。近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。



