2009年夏期プロジェクト報告
2009.09.08
当社の事業は駐車場の「空中店舗・屋上緑化」の企画・運営です。都心の駐車場を、自然と調和して人の集まる場所に変えていくことを目指しています。融資を受けるきっかけとなった「フィル・パーク千駄ヶ谷」では、屋上緑化を初めて実現することが出来、実際に緑地公園の運営をすることで今後さらに緑化していく方法を模索しておりました。
これまで一番手間をかけたのが菜園の管理です。昨年秋まではかぼちゃ、なす、トマト、ロメインレタス、ししとう、本年春までには二十日大根、空豆、そしてこの夏にはトマト、オクラ、シソを育てています。種から育て間引きや水遣りに注意を払い、収穫後は丁寧に土を元に戻します。収穫せずに種になるまで待ち、その種から新たに育てているものもあります。日頃口にするものを苦労を持って収穫することはとても貴重で大切な経験でした。ほかにも芝刈りのタイミングや池の睡蓮のための水の調整、雑草抜きなどの作業も、これまであまり経験のなかった社員が一から経験しながら学んでいくことになりました。

2年かけて育ったヘデラ

種から育てているレタスの芽

梅雨時にピークを迎える睡蓮
植物の世話に関しては季節や植物の種類ごとによって、それぞれ水遣りや剪定の仕方が異なります。人手をなるべく減らして緑地の数を増やすため、「フィル・パーク千駄ヶ谷」は潅水装置を付けました。しかし、最終的には丁寧に面倒をみるようになりました。菜園や他の植物の世話を通じ、自然の環境や機械のコントロールにまかせきりよりも、人の手を尽くすほうが緑地を美しく保つことに必要だと経験したからです。
また目に見える効果以外にも、緑地を社員自らが世話することで社内でのコミュニケーションが活発になった点があります。このような緑地の効果は、まだこれからも生まれるのではないかと感じています。今後は、緑地を管理・運営できる外部パートナーを作り、さらなる屋上緑化の共同開発を目指したいと考えています。



