2009年秋期プロジェクト報告
2010.01.19
1. 発電実績2009年4月~9月 (発電量kWh、風速m/s)

※ 7月の中旬~10月の中旬までは定期点検と故障のため停止。ただし、9月の中旬からは不具合場所に、より以上のダメージを与えないような設定をし、運転をした。
4月~6月までは、何事もなく順調に営業運転を続けてまいりましたが、7月に実施した定期点検の中で、かなり深刻な不具合が見つかりました。大型クレーンを使用し、ローターやナセルを降ろしての修理になることから、工事費用はかなりの金額になるものと推測されています。工事費用負担についてはメーカーの補償期間(2年間)は過ぎていますが、保険の適用になるのか明確な判断が出されておりません。原因究明と合わせ、今後の課題となっています。

ブレードを降ろす場面

ナセルを降ろす場面

ナセルのカバーをとっている場面
原因究明と費用負担が明確になってから修理工事すると、その間発電して得られる売電料金をみすみす捨てることになり、キャッシュフローを更に悪化させてしまいます。そのため、早期復旧の道を選び、10月14日から工事に入り同月24日には完全復旧し、即日営業運転に入っております。
2. 課題
売電価格がRPS法以前の優遇価格11.5円/kWhであれば、現在の約9円/kWhに比べ約2.5円高く年間650万円の増収となっていた筈です。そうであれば、17年間で増収額は優に一億円を超え多少のトラブルに対応できるお金を蓄えることができますが、それが見込まれない現状では大変厳しいものがあります。
鳩山政権は、太陽光発電のみならず自然エネルギーの全量固定価格買取制度導入に向け検討を開始しました。一日も早い実施が待たれますが、新設の設備だけでなく私たちのような既設のNPOや自治体の非営利の市民風車も対象にして欲しいものだと強く望んでいるところです。



