NPO法人 メイド・イン・ジャパン・プロジェクト
愛知県 名古屋市

| プロジェクト名 | ものづくり文化の継承と発展 メイド・イン・ジャパン |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市 |
| サイト | http://www.mijp.jp/ |
2009年夏期プロジェクト報告
2009.09.08
「メイド・イン・ジャパン・プロジェクト」は環境に対する取り組みをひとつの柱として、地域における循環型事業の創出をめざし、日本における「ものづくり文化」の継承と発展、経済的基盤構築による地域の活性化を事業目的とするNPO法人です。

2009年5月26日には、「環境とマーケティング」という内容でセミナーを行いました。今回の講師は、ハートツリー株式会社代表取締役、服部進さんです。服部さんは、マーケティングで環境問題を解決しようというビジネスモデルを構築しています。まずは商品のブランド化のお話。日本製の商品は安価とは言えない状況であるため、お客様に長く愛される商品を生み出し、育てることが必要だと服部さん。長く愛される商品を作るためには、お客様の中に、商品に対する感動(共感)体験が生まれる状態の構築が必要になってくると力説されました。また、マーケティングとは、循環させること(誤解を恐れずに言うと、商品をほっておいても売れるようにすること)だという考え方を説明されました。これは、エコ的な考え方でもあると思いました。

このセミナーの第2部ではメイド・イン・ジャパン・プロジェクトの正会員が誇るふとん職人さん(メーカー)が登場しました。ふとんメーカーさんには、ふとんの打ち直し(長年使用して固くなったふとん内の綿を加工、再利用して、新品同様の使い心地にする技法)のお話をしていただきました。いい商品を長く使う日本古来の考え方が実は環境にやさしいとか、欧米では靴も修理をしながら履き続けることが当たり前で、10年履いた靴底が実は一番自分にあった足型になっているので大切にされるとか、商品を長く使うよさを職人目線で語っていただきました。
日本製の商品を制作しているメーカーさんは、自分の作る商品を愛する気持ちが強く、長く使って欲しいと思って制作しています。このような職人の想いを伝えることで、日本製の商品を長く使っていただき、大量消費からつながる、資源の大量破棄を減らすのも、メイド・イン・ジャパン・プロジェクトの役割だと感じたセミナーでした。メイド・イン・ジャパン・プロジェクトは今後環境問題や、事業者育成事業にも力を入れ、日本のものづくりを通して、日本の文化の継承や環境問題に貢献したいと考えています。


