2008年夏期プロジェクト報告
2008.07.01
農業生産法人有限会社えこふぁーむは、NPO法人全国生産者会「結」と協働で「食・環境」をテーマに「都市(消費者)と農村(生産者)」の交流を2008年2月23日、24日に行いました。コンセプトは、消費者(コンシューマー)が生産(プロデューサー)現場に出向き、環境に配慮した生産を学び、「プロシューマー」になることでした。
えこふぁーむでは、スギなどの人工林伐採跡地に一定期間豚を放牧したあとにクヌギなどの落葉樹を植林するという、豚をパートナーとした環境保全を行っています。2005年には2500本のクヌギを(1.7ヘクタール)植え、2008年2月には、さらに2か所の放牧場(4ヘクタール)に総数7000本近くのクヌギを、東京や関西、地元の方々、森林組合の協力をいただき植林することができました。

今年2月の植林前の豚の放牧の様子です。豚は鼻で開墾し雑草などを根こそぎ除去してくれます。

この山林農場では、豚たちによる開墾跡地に森林組合の指導のもと、次々とクヌギが植林されていきました。

植林から3か月後、今年の5月です。
クヌギは芽を吹き、元気に育っていました。
ap bankの環境に対する取り組みは、地方でもたしかに波打ち、共振(eco-reso=エコレゾ)しながら、ここ鹿児島でも実践されています。クヌギの生長はゆっくりで、どんぐりの実をつけるまではあと数年はかかります。できることからはじめて、ゆっくり待つ……。こんなスタンスも地方ならではです。
200年先の未来には、木陰で休む豚と地元の子どもたち、そんなのどかな光景がやってくる。私たちはそう信じています。



