2010年夏期プロジェクト報告
2010.11.01
家族でこのプロジェクトを開始して以来、予期せぬハプニングは日常の事で、雨が続いては作業が遅れ、晴れが続いては水不足に悩まされ、という状況ですが、いつも家族5人、気が付けば日焼けで真っ黒になった顔を輝かせ、笑って一日を終える事ができる毎日に感謝の気持ちでいっぱいです。
これまで約10か国、延べ200人を超えるであろう多くの方々に作業をお手伝いいただき、助けていただけたことは嬉しい誤算でした。人の力ではどうにもならない大自然に身を委ねると、目に見えない大きな何かに守られているように感じます。そんな偉大な何かに包まれて、我が家の家作りはまだまだ続きます。

子供たちの土壁塗り

東京から来た大学生たちと土壁ワークショップ

家の外観
プロジェクトの経過は以下のとおりです。
2008年12月 エコハウス基礎完成
ほとんど手作業で、徹夜で鉄筋を組む事もしばしばありました。
2009年4月 エコハウス上棟式
地元の方々も含め、100人を超える仲間達が集まって下さいました。リサイクル瓦を使用した屋根も完成。
2009年5~7月 アースフロア ワークショップ開催
東京からいらっしゃった方や大学生グループ、赤ちゃんを連れたお母さまなど色々な方が参加してくださいました。土、砂、砕いた牡蠣の貝殻を交互に敷き詰め、床暖房用のパイプを埋め込み、100トン以上の材料を全て手作業で運び、敷き詰めました。
2009年8~10月 竹小舞、土壁作業
冬の間に山で切った竹3500本を裂いて竹小舞を編みこみ、基礎を掘った時の土と藁と水を混ぜ、土壁用の土を準備しました。
週末毎にワークショップを行い、大学教授や大工さんなど多くの方々に参加していただきました。
2009年12月 完了検査終了
2009年冬~現在 台所、風呂場等の内装作業
こちらも全て手作業で行いました。地元の方にいただいた50年前の風呂桶に子供たちが柿渋を塗り、甦らせました。窓ガラスは古いサッシから切り取り再利用し、窓枠は木で作成しました。「土壁と土間の呼吸する家」は調湿効果が素晴らしく、包容力があります。
今後の計画は以下のとおりです。
2010年冬 内壁の竹小舞と土壁塗り
2011年春~夏 ワークショップをしながら外壁の漆喰塗り、アースフロアの完成



