2007年10月から12月までの3か月(全7回)にわたって行われた、
ap bankのワークショップをレポートします。
第1回から第4回までは、
さまざまな分野で活躍されている講師の方々のお話を聞き、
感じたこと、考えたことをディスカッション。
第5回は、自分の働き方について丸1日かけて
みっちり考えながら、プロジェクトグループを作り、
自分の働き方について丸1日かけてみっちり考えながら、
プロジェクトグループを作り、最終的にはそのグループで、
「環境プロジェクト」を作り上げることを目指します。
2007年10月10日に行われた第1回の講師は、
greenz.jp編集長でグリーンズLLP代表の鈴木菜央さん。
鈴木菜央さんプロフィール:
1976年バンコク生まれ。高校卒業後、阪神淡路大震災のボランティアを経験、東京造形大学にて「循環型社会をデザインする」をテーマに研究。99年よりNGOアジア学院にて1年間自給自足生活コミュニティでの農的生活を経験。2000年より外資系建築コンサルタント会社に勤務、02年より3年間「月刊ソトコト」にて編集・営業として勤務。05年に独立、フリーランスとなり、以後現在に至るまでアースデイ東京公式フリーペーパー「地球の日の歩き方」を編集。06年「エコスゴイ未来がやってくる」をテーマにしたメディア「greenz.jp」を公開。07年グリーンズLLPを設立。
参加メンバーは、初顔合わせということもあり、
会緊張感が漂うなか、第1回ワークショップがスタート。
まずは鈴木さんより、greenz.jpについてご説明いただきました。
「greenz.jpは、メディアを通して世界を変えていこう! というグループです。
『エコで持続可能で、平和でワクワクするHAPPYな世界を目指す』というミッション・ステートメントを掲げ、その実現のために、企業・社会・NPO・個人などをつなぐネットワーク、そしてオープンなメディアであることを目指しています。
greenz.jpは、ポジティブで楽しい、“エコスゴイ”ニュースを世界中からたくさん集めてきます。持続可能でワクワクでHAPPYな社会を作ろうと思ったら、『そういう社会がもう始まっているんだ』とか、『それはもう実現可能なんだ』とか、『自分の周りにもそういうことがあったんだ』と、まずは知ることから始まります。
知った後に、『それは面白い』と思って、ワクワク感を持って参加してもらえるようになっていったら、世の中が変わっていくんじゃないかなと思うんです。つまり、greenz.jpが世界中から集めてくるニュースを、どれだけたくさんの人に見てもらうかが勝負だと思っています。なので、ウェブにアップするだけでなく、たくさんのメディアや紙媒体に配信するということもやっています。
世の中にはこんな変なことを考えてて、おもしろいことをしてる人がこんなにいっぱいいるんだ、と、みなさんもまずは知ることから始めましょう。そして、実は、どんな企画も最初は小さなアイデアだったりするんですね」
そして、鈴木さんから、世界中で行われているおもしろい活動を集めた、“エコスゴイ”ニュースを100連発で紹介していただきました。たとえば……。
● The Great Gorilla Run(グレート・ゴリラ・ラン)
ゴリラは絶滅の危機に瀕していて、地球上にもう700頭しかいないそうです。そこでロンドンでは「700頭」のゴリラ(の着ぐるみ)が市内を走るイベントが毎年行われています。
参加者が各自スポンサーを見つけることで、ゴリラ保護のための資金をけっこうな額、集めることができています。ただ街でビラを配るよりも、こういうちょっとしたアイデアで人々に訴えかけることで、地球の裏側のメディアにまで取り上げられるようになるんです。
● ゲリラガーデニング
緑が少ない公共エリアに、自分達で勝手にガーデニングをして緑を増やしちゃえ、というイギリスの運動です。彼らの活動は夜。翌朝には緑が豊かになっているわけです。
この動きが世界中に広まっていて日本にもその現場があります。これも、ある一人の青年が思いついてウェブサイトを立ち上げてノウハウだけを伝えて、あとは自由にやっていいよ、というスタイルで世界中に広がって、100カ所以上緑が豊かになりました。
●大阪ジョウカ物語
大阪のNPO(水かいどう808)は、いわゆる”河川浄化活動”とはちょっと違って、「真珠貝(=すごい浄化能力があります)を買いませんか?」という運動をしました。真珠貝を買うことで、川を浄化するだけじゃなく、そこから真珠が出て来たらその真珠が自分のものになる仕組みです。
けっこうな確率で真珠が出るようで、この運動は大人気になったそうです。ただ川をきれいにするだけじゃなくて、そこに1つ遊びの要素を入れたという面白い試みだと思います。
“エコスゴイ”ニュースはまだまだ続きます!
が、続きはまた次回お伝えしたいと思いますので、どうぞお楽しみに!
(sa)