「地球の気温が4℃上昇した場合の影響」
2010.02.19 Fri
先日、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したフラニー・アームストロング監督の「THE AGE OF STUPID」の試写会に行ってきました。
試写会なのであまり内容にはふれられないのですが、とても考えさせられる映画で、別の世界のことではなく自分のことなのだと感じさせる力強さがある作品でした。
3月から全国の映画館で順に公開されるとのことなので、ぜひ見に行ってみてください。
さて、今回とりあげたいのは、その試写会で配布されていた折りたたまれたカタログです。表紙には「地球の気温が4℃上昇した場合の影響」とあります。
開いてみると、中には世界地図が配されていて、各地の温度変化と環境の変化が書き込まれています。
言葉で温暖化といわれてもイメージしにくいですが、こうして見せられるととてもわかりやすいですね。平均で4℃といってもあくまで平均なので、場所によっては4℃をはるかに超えて気温上昇が起こります。アメリカやロシアの中部より北は+7℃以上、さらに北上すると、+10℃を超えてきます。
そして、私たちが住む日本はどうかというと、本州で+5℃、北海道だと+6℃とあります。暑さに強い方なら、これくらいだったら何とかなると思ってしまうかもしれませんが、そこで起こる環境変化を見るとかなりショッキングなことが書かれています。
「熱帯低気圧はさらに強く、破壊的になる可能性があります。世界の人口は特に沿岸地域で大きく増加します。海面の上昇はこれらの地域でサイクロンやハリケーンによる損害、高潮にうよるインフラの崩壊や生命の損失などが一層大きくなることを示唆します。サイクロンの大きな災害において、主たる死因は高潮による洪水です。」
ここですべてを紹介すると長くなってしまうので身近な日本のことを書きましたが、世界の各地ではさらに深刻な変化も起こるようで、結局はすべてひとつの地球上で起こる変化なのです。
今回いただいた地図の日本語版は駐日英国大使館で発行しているようなのですが、英語版はウェブサイトでも確認できるので、ぜひアクセスしてみてください。
(ei)


