おいしくない?『美味しんぼ』
2008.04.03 Thu
『美味しんぼ』101巻、読んだ方いますか?
そう、あの漫画の『美味しんぼ』です。
この101巻、実はおいしくない(!)んです。
テーマは「食の安全」。
最近、世間を騒がせている冷凍餃子の事件を
思い出す人が多いのではないでしょうか?
あの問題の「真相」はまだわかりませんが、
一番の恐怖は、
私たち自身がふだん食べているものが、
どこで、だれによって、どのように作られ、
どれくらいの日数や道をたどって、
私たちの口に入っているのか、
それを、あまりにも知らなすぎたという事実。
この作品のなかでも、
まさにその原点に立ち返って、
さまざまなことをひもといています。
食品添加物、家畜に投与する抗生物質、
農薬、化学薬品処理……。
ふだん口にしている食べ物には、気がつかないうちに、
さまざまな化学物質が入り込んでいます。
ただ、それを作っている工場の方や、
農家さんたちが悪というわけではなくて、
そのスピード感、便利さ、
「おいしそうにみえる」という色や匂い、日持ちなんかを
私たちが求めてしまっているという事実もあります。
『美味しんぼ』101巻を読んだあとは、いつも食べていたものが
あまり、おいしく感じられなくなってしまいそうですが……。
「本当に」おいしいものへの探究心がググッとアップしそうです。
『美味しんぼ』と、冷蔵庫で発芽したニンニク
(mayumi)


