変わらずにあるもの
2008.03.26 Wed
先週末、千葉県の館山に行ってきました。旅の目的は、
「おいしいソーセージを食べること」。
お世話になったのは、ハム工房とレストラン、
2階建てのログコテージがたった2棟あるだけの、
こじんまりとしたオーベルジュです。
ここでは、ドイツで修行経験を積まれたオーナーさんが作る、
無添加の自家製ソーセージやハムが楽しめます。
私は、プレーンやチーズ、ごま、チリ……、
さまざまな種類のソーセージたちと、色の濃い
大ぶりな有機野菜をポトフにしていただきました。
どれもこれもとてもしっかりとした味で、
野菜は甘くて、本当に美味しかったです。
(ありきたりな表現でスミマセン)
ひとつひとつ手間と愛情を込めて
丁寧に作られたものをいただく。
贅沢な時間です。
美味しいものを食べると、人はなんともいえない、
いい顔になるんですね。
食べたものが自分の皮膚になっていくと言われますが、
身体が無意識に反応してるんですね、きっと。
そして、ここのもうひとつの魅力は、景色です。
のどかな田園風景があたり一面に広がります。
菜の花畑も!
そのうち田植えの時期になって、稲が実って……、
季節ごとにいろいろな表情が楽しめそうです。
よく、『「非日常」を求めて、旅をする』というフレーズを聞きます。
普段の生活とはちょっと違う時間や空間を楽しんだり、味わったり。
でもよ〜く考えたら、
訪れる私たちにとっては「非日常」でも、
そこで暮らしている方にとっては「日常」なんですよね。
もしかしたら、本当に求めているのは「非日常」ではなく、
失ってしまった、本来の「日常」なのかもしれません。
失われずにそこに変わらずにあるもの。あり続けてくれるもの。
有り難いもの。
そこに、私たちは愛おしさを感じるような気がします。
もしかしたら見慣れた日常の中にも、
「有り難い」発見がたくさんあるのかもしれません。
そう思うと、いつもは通らない裏道や、
ちょっと怪しそうなお店や、たまにしか行かない公園……。
近所をもっともっと散策したくなってきました。
コテージの目の前はこんなゆるりとした景色が広がっています。
(sa)


